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肩の力を抜くには...
身体に力が入りやすい方は
身体の力を抜くのが苦手な傾向にあります。
身体が力んでいる状態です。
力みというのは身体に
よろしくない事の方が多いので注意が必要です。
施術をお受けになっている時は
力を抜いて頂く事が基本なのですが
それがうまく抜けない方も結構いらっしゃって
初めての方は、やはり不安などもあり力も入ってしまいがちですが
力が入ると矯正もうまくいかないですし、
力みやすい方は普段も怪我をしやすくなります。
私も施術時、
力が入らないようにと声を掛けたり
身体の触れかた、扱い方が雑にならないように
十分気をつけておりますが
力みやすい方と向き合った時の反省材料の一つでもあり
どうしたらよいかという事を常に頭において施術しております。
では普段どうしたら身体の力が抜けるのか?
それにはまず、自分が力んでいるという自覚を持つことです。
どの動作の時に力んでいるのか、
という事が自分でわからなければ
力を抜くという動作もできないからです。
力が入ると
肩が上がります。
歯を噛みしめます。
これが全身に力が入った状態です。
噛みしめた歯を緩めるのはだいたいすぐにできます。
が、上がった肩を下げるのは難しいようです。
下げようとしてまた力が入ってしまう方もいらっしゃいます。
肩を下げるというより肩の力を抜くです。
でも常に緊張状態の方はそれがなかなかできずにいます。
肩の力が抜けると全身の力みも取れるのですが。
身体は揺らす、揺すると弛緩(緩む)します。
少し前、貧乏ゆすりが膝痛に良いとテレビでやってましたっけ。
実際に膝の痛み治療の中で指導されている所もあるようです。
手足をぶらぶら、それだけでも身体は緩みます。
ですが、力が入っているとそのぶらぶらもよくできないんですよね(笑
そうなると力を抜くのは難しい状態となっています。
手っ取り早く 肩の力を抜くには
一旦肩を上げて(肩をすくめるようにして)ストンと脱力。
これが難しければ、
軽くジャンプしてください。
最初肩に力が入っていても、振動で自然と肩が上下してきますので緩んできます。
そして止まった後、肩を上下にストンストンと数回。
その時ストンと肩が落ちた時に脱力している状態ですので
それをまず緩んでいる時の感覚として覚えてください。
うまく肩の力が抜けない方もこれをやっていると
抜けるようになってきます。
そして肩甲骨は意識的に回して下さい。
腕を回すだけではなく、
肩甲骨を意識しながらしっかり回してください。
そして
何をするにも肩を上げないように(肩の力を抜く)
普段からそれを気をつけるようにして下さい。