陸上部に所属する中学2年生の女子
主訴…歩いても走っても 両ひざ、特に左の方が痛みが強い レントゲンでは特に異常を見受けられず 三か月前に成長痛であろうとの診断を受ける 所見…仙骨(骨盤の真ん中の骨)右下方への傾き 腰椎3番、5番、頸椎3番 ずれが見られる 施術部位…骨盤矯正(仙骨)、腰椎5番、頚椎3番 施術後指導…立ち方と体重の乗せ方 座った時の姿勢 歩き方 施術後感想…施術後の歩き方の指導中に 歩いても痛くないことに びっくりした! それを聞いた一緒に来られていたお母さま… 『えーっ⁈ほんとに⁈そんなにすぐ変わるん?』 懐疑的でしたが本人が痛くないというので 不思議そうな顔されてました。 |
中学、高校時の膝の痛みはよく成長痛という診断が下されます。
ですが、骨盤矯正をすると膝の痛みが変化したということは
程度の具合ありますが、よく聞かれます。
土台の骨盤が歪んでいる状態で体を動かしたとき
無理な負荷が膝にかかっていますので
その負荷のかかり方が変わるだけで膝の動き
痛みの変化は十分考えられます。
簡単に言えば、
成長痛とは骨の成長の速さに筋肉の成長が追い付いていない状態
を指します。
この方の場合は最初の聞き取りの段階で
特別に急激な身長の伸びもなかったことや
立っている姿勢で膝への体重の掛かり方が
気になったのもあり
成長痛ではないのではないかと
見立てましたので注意深く
痛みや動きを見ていきました。
再来は三週間後でしたが、膝の痛みの
再発は見受けられませんでした。
姿勢もご自身で気を付けるようになったようなので
いい状態が保てていました。
中学生、高校生など成長段階の年齢の方は
施術後の反応がはやく、本人の意識が少しでも変われば
体の状態はグンと変化します。
子供のうちに姿勢をきちんと心掛けさせることは
とても大事なことだなと改めて感じました。
※※※ 折尾SIJカイロプラクティックセンター 清水かおる ※※※